[明らかに囲まれた状況。疑いの目。不安。恐怖。
積もり積もった条件が、何かを切った。]
あっ、あなた達もっ!敵なんですか!
[敵。あえて人狼とは言わずに。
善悪のみの二元説。そんなので解決する世の中ならばきっと戦争などとうに無くなっていることだろう。そんな簡単な事ではないのだ。海賊だって、人狼だって。
それは母星で勉学をしているうちに理解したはずだった。
だがこの時ばかりは、思考が狂乱していた。
人狼=敵
目の前に立ちふさがる者、自分を妨害する者=敵
つまり...自分の邪魔をするものは人狼だと。
矛盾だらけの理論で。
目の前の人間を人狼と決め付けては。]
それなら、こんなもの必要ない!
[注射器を投げ捨てて、警棒に持ち替える。
敵意を、示した。
近付いてきた女性>>309に、警棒を振り下ろす。
因みに、パラライザー機能の使い方を知らないので、ただの棒である]*