[現実逃避で露天風呂に行くなら、それは頷くだろう。
もうヴェルザンディは成人となってるのだから、自分の許可など必要無いだろうし、止める理由など始めから無いのだから。]
センセもせわしないでっしゃろから、温泉に浸かって日頃の疲れを取るとええでっしゃろ。
[当たり障りの無い返答すれば、一緒に入らないか、と問われたら、うっかり煙管を落としそうになって。
煙管は何とか落とさずに済んだのだが、怪訝そうに眉間の皺を寄せてしまうが。
本人も悪戯っぽく笑ってるので本気で言っては無さそうだと思っておく。]
うちはおさきに入ったさかい、遠慮なく。
さみしーなら、あの絵描きんのねーさんと一緒に入るとええんではおまへんどすか?
おなご同士なら、気兼ね無くぶちこむやろうし。
[年が近いとは言え、女性と見てるヴェルザンディと一緒に入る事はしっかりと断りは入れて置いてから、ふぅ、と紫煙を吐いたら。
どうやら夕食が出来た様で、良い匂いが鼻を擽った**]