[と、先遣隊の伝令と話していたオクタヴィアスの目がこちらへ向いた。カークは愛嬌よく笑って会釈を返す。髪も染めているし、オクタヴィアスにとっては成長期を挟んだ10年越しの再会だ。気づかれはしないだろうと余裕でいた。気づかれたところで、今の俺は行商人だし?*]