[ひとしきり皆がはしゃいだその後ごろ、やがて時間だ。虹色に輝く道、これを通ればもう、それがトオルとの別れとなる] …… ……ひとつだけ……[やがて他の仲間達との挨拶を互いに終えた後。トオルに向き直るアイルリートの様子は、『また明日な』と云いそうな程に普段通りな物でもあったが、唯ひとつ忘れごとをした様に呟く]