人狼物語−薔薇の下国

312 ルー・ガルー戦記 7 〜攘夷/開国篇


巫女姫 シルキー

― 謁見の間 ―

――――、…っ、


[差し出された条件>>294に、息を飲んだ。


磨き抜かれた白銀の刀を、真っ直ぐに振り下ろすに似た提言。
ただしそれは、此方を切る為のものではない。
まるで――逆刃刀だ。
“鎖国という現状”に留まろうとする王府の目を覚まそうと
強かに峰打ちせんとする勢いは、
けれど息の根までを止める殺傷力を持たない。

殺さぬことを、歩み寄ることを、…彼が選んでいるからだ]

(310) 2015/03/15(Sun) 15:09:02

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