人狼物語−薔薇の下国

168 グラムワーグ・サーガ


聖歌人 ローズマリー

― 朝/野営地・会議天幕 ―

[会議はそのまま纏まるかに思われた。
が、それは一人の発言>>273により思わぬ方向へと流れる。
否、古参からすれば抱いて当然の疑問だったろう。
問いかけられたヤコブと、問うたリエヴルを交互に見遣る]

 ……一太刀、当てる……

[歴戦の勇に対し、騎士になって間もない者が一太刀浴びせろと。
難題とも取れる内容だったけれど、ローズマリーはそうは思わなかった]

 大丈夫、ヤコブなら、出来る。

[彼がどれだけ鍛錬を重ねてきたかを知っている。
彼がどれだけ強い意志を持っているかを知っている。
外で行われることになった手合わせを、人垣に紛れ見守ることにした]

(310) 2014/04/01(Tue) 01:25:15

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