んじゃ親父。[最後の最後までヒヨコ。途中で見せた人間の姿は疲れるだとか何だとか。親父は俺が骨格を再び心配する様なサムズアップ。勿論居場所は、守白先輩の頭の上から。] 『おぉ、またな。 墓参り、たまには来いよ。』 親父の墓、母さんと一緒だし。 俺、地元まで帰らないとならないじゃんか。[都会育ちの俺は、とても地元が遠い。更に地元に帰る家もなければ、墓参りも億劫になる。行かないとは言わず、行くとも言わず。そのまま笑い合って手を振って、その場から俺は消えた。*]