は……いってえ、な……。[ エドルファスの剣によって受けた最後の肩への一撃は浅からぬ傷となって、鎧の下の半身を朱に塗らしていた。しばらくは、馬の手綱を取るにも支障が出るだろう。けれど、その痛みも、すぐ先に知る事になる、ツェーザルの死という事実の前では、瞬時に掻き消える事となる** ]