に、しても。
どこの誰かはしらねぇけど……なーんで、半身置き去りにしてんのかねぇ。
[そこに至る事情なんて知る由もないから、こんな呟きを漏らして]
とにかく、こいつの相方探して……ちゃんと、竜舎で休ませてやんないとなぁ。
[このまま放っておく、という選択肢はなかった。
今まで街に害なしてこなかった事から、危険はない、と思えていたし、何より]
……氷竜ってだけで、ほっといたら絶対うるっさいもんなー、じーさま連中。
[こんな思いもあったから。
街に戻ってすぐに始めたのは、自衛団を巻き込んでの騎竜師探しだった。*]