……確かに、な。
覇王ってヤツがいるんだとしたら、あいつは、それに当たるかも知れん。
[橋の前で対峙した時に感じたもの。
それを思い起こしつつ、そんな言葉を返す]
ま、俺はそもそも、『王』っていう存在に拘りがないんで、細かい事は差っ引くが。
[それは、常から口にしている事]
人の上に立ち、束ね、率いる者。
そういう存在だ、ってのは、わかる。
オクティの持ってる……素養? ってのが、人を護り、導こうとする気質に由来するってんなら、それもわかるわ。
[むしろわかりすぎるわ、と冗談めかした口調で言って]