俺は、皆が笑って生きていける世界を作るんだ。 誰かを殺して生き延びる世界になったら、だれも本気で笑えなくなる。 そうなったら、俺を信じていった連中に申し訳がたたねえ。 俺は、俺の未来を作る。 運命だのなんだのが邪魔しても、だ。 そいつをぶち破って、新しい未来を掴む。 それが俺のやるべきことで、俺の"一番大事なこと"なんだ。[そこまで言って息を吐き、イングリッドから手を離した。]