[ヴィンセントの言葉>>288に彼にとっても自分の行動は御見通しなのだと思った。] 剣の稽古なら無論喜んでお相手しましょう。 手加減はなさらぬとお約束下さるなら、ですが。[柔い笑みを浮かべ応じるが] ――…嗚呼、それで[公弟自らの差し入れの理由がわかったような気がした。] 善処します。[是とも否とも言えず曖昧な言葉のまま苦き血の注がれたグラスを取る。]