人狼物語−薔薇の下国

389 ルー・ガルー戦記 8 〜海峡攻防戦〜


帝国軍中佐 ロー・シェン

[帝国少佐として在ることを覚悟している>>2:153――と言った、あの日の後も。
割り切ることの出来ぬ想いを抱えるウルズの様子は、同じ第三艦隊で戦う僚友として、ずっと傍で見てきた。

自由の制限された立場で。
自由でいろと、無茶を言った。
僚友ともが後悔なく、大事なものを選んでくれれば良いと。




なぞるように、最期の言の葉がヴィクトリアの唇を借りて繰り返される。
澄んだ声は、海を渡る涼風のようで。]

(307) 2015/11/12(Thu) 01:14:08

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby