― 神域最深部 ―
あはは……そう言えば、成人したらとっておきを飲ませてくれる、って約束していたっけね。
[かつての戦いの中で交わした言葉をふっと思い出す。>>298
遠い記憶に意識を取られたのは刹那。
守護者の声>>301に、翠はそちらへ向かい]
……無茶は兄のお得意だよ。
それに……抑えている、と言ってはいるけど、ようはあれ、出てくる前に引き寄せて力に変えてるって事だから。
[周りが思うほど負担はないんだ、と説明して]
ああ……行ってらっしゃい。
[紡がれた言霊は、まっすぐに受け取る。
勿論、何もしない、という選択肢はあらゆる意味でないのだけれど]