[いつもと違うのは、今日は懐かしい本が手元にあること。描かれている内容は、恐ろしい人狼のことだけれども。かつて双子の片割れと共に読んだ、思い出の絵本。] ………………懐かしいな。[感慨を込めて呟く。そうしているうちに、静かに夜は更けていった。]