[銃が乱射される>>305。
大抵は外れたが数発は服を破り、手や頰の皮膚を掠り、多少の傷は負ったか。
それでも構わず近付き、相手の銃を掴む。]
ほらな? 全然当たらねえだろ
せめてしっかり立って、身体の重心をまっすぐにしなきゃあ
当たるもんも当たんねえぞ
[そう言って脇へずれると、腰をばしっと叩いて――ポケットに《罪》を滑り込ませようと。
気付く素振りを見せるなら別の案を考えるが、
もし入れられたようならば、滑り込ませただけだから、派手に動けばすぐ飛び出る位置にあるだろう。
その直後か。足音が聞こえたのは>>238。
マズいと思い、来た方向へバックステップで後退。
充分な距離が取れた頃に彼女は来ただろうか。
銃を構える男の向かい側に、掠り傷だらけの男。
その状況を来た者はどう思うだろうか。
その後、ガートルードが任せろと言うのであれば、下がって2人を眺めていよう。
口出しする気はない。やるとしても精々、抜刀準備のパフォーマンスだけ。*]