[2階へ上がろうかとも思ったが、ひとまず1階をざっと見ておこうとすぐそばの扉を開ける。 どうやら応接間らしい。 窓の向こうは相変わらず炎が燃え盛り、部屋を赤く染めている。]ここには、いない……そんじゃ隣は……。[言いながら、隣の部屋に続く扉を開ける。]