人狼物語−薔薇の下国

497 堕天の服従試験


偽りの蠍 ジェフロイ

わかったよ……、お前の背中は俺が守る。

[だから存分に戦えと言葉少なに、偽りの信頼を寄せて。
出会って間もないというのに、まるで長い刻を過ごしてきた友のような顔で微笑んで見せる。]

(――なんてな)

[オズワルドが鎖を手に外へ向かい、背を見せればその瞬間。
躊躇うことなく、その無防備な背後に剣を鞘ごと振り下ろし、
技巧の天使を意識不明の只中へと叩き落す。]

そんなの嘘に決まってるだろ?
少しは疑え……

[こん簡単な嘘に騙される方が馬鹿なのだ。
意識を奪った天使を工房の床に横たえ、固く閉じられた
衣服を強引に寛げる。]

(306) 2018/03/20(Tue) 02:15:10

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby