人狼物語−薔薇の下国

407 ルー・ガルー戦記 9 〜ラモーラル辺境戦


正規軍剣士 クレステッド

 ……風よ運べ、空に御魂を。
 ……水よ抱け、廻るべき命を。

 繰り返される廻りの果て、再び地に花開かすため。

 今は一時の安らぎを。

[『白露』を手に、紡ぐのは己が一族に伝わる葬送の言葉。
それを紡ぐのは12年前、病に倒れ帰らぬ人となった父の弔いの時以来だ。

なお、この時は大荒れした挙げ句、「誰も手ぇ出すな!」と周囲の手を悉く振り払い。
そのまま5日ほど消息不明となる、という事態をやらかして、戻ってからこっぴどく怒られた──というのは、余談である]

(305) 2016/02/20(Sat) 21:16:22

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