[名前を問えば、怪訝そうな反応があった。他の何人かが此方へ注目している気配は何となく感じてはいたがそちらへ目を向けることはせずに] トール…って、ああ、名前は分かるか? アイツなんだが――…から、聞いた。[トールの方を示せば、続ける。] アンタさ、天井から落ちてきたんだって?[一度天井へと視線を上げて、彼の方へと視線を戻してみようか。] ……随分と丈夫なんだな。[軽く笑んで、まずはその件を口にした。*]