人狼物語−薔薇の下国

168 グラムワーグ・サーガ


死霊魔導士 ベリアン

[引き上げる魔物たちの移動の支援をすべく、そして、あの探知魔法のその後を知るべく、ベリアンは骨の輿を丘陵地帯へと向かわせた。

そこにあったのは──否、失われていたものは、魔法陣を描いた地表そのもの。
天からの鉄槌を喰らったごとく大地は窪み、囮の屍鬼たちは同心円上に吹き飛んで動かなくなっていた。]


  ……、


[歪みのひとつもないレンズで照準したような論理魔法。
ここまで純正に論理を力に変えられる術士には会ったことがない。

 そう育つ可能性のあるヤツだったら、ひとりだけ知っている。]

(305) 2014/04/04(Fri) 00:12:45

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