『思うのならやるがいいぞ』[そんな時、意識に滑り込むように聞こえた声にはっとする] ど、どうやって!?[思わず訊き返すが、もう助言は済んだとばかりに沈黙が返る] そうだ……魔法![イメージがわかないからと、除外していた攻撃手段。 しかし今なら、『何をしたいか』はともかく、『どうしたいか』ははっきりとしている]