(あ、あのやろう走り出しました)
『ジルも段々口汚くなってきてるの。』
[>>299走り出したネコミミモエ男が、穴から見えなくなる。
けれどさほど離れていない場所から物音が聞こえ始めて。
すぐ近くの東階段の方に行ったのだと察することができた。]
えっと、ジェフロイさ、ん……?
[ジェフロイの方を向けば。
――あれ?彼は最初、こんな色合いをしていたっけ?
不思議そうに一瞬首を傾げるも。]
……僕は、吹雪の使い手と戦いに行きます。
ジェフロイさんにも助太刀していただけると有難いですが……無理は言いません。
[ジェフロイは先のネコミミモエ男との戦いに参加していなかったように思うから。
自分ほど積極的に彼と戦えないのではと。
乗り気でないなら自分一人で階下へ向かうつもり。]