人狼物語−薔薇の下国

525 ルー・ガルー戦記 11 〜カーマルグ半島帰属戦〜


ゼファー軍小隊長 ミヒャエル

― 平原西 ―

 セルウィンか。
 さっきのオマエ、すげぇいい動きだった。

[いいものはいい、と告げずにはいられない性格だった。攻撃ではなく槍を振り、名乗り合った相手をぴしりと指す。]

 次はオレがオマエの首を取る。
 だから、次会う時まで―――

「たいちょー!」「死ぬな馬鹿たいちょー!」

[言葉の途中で仲間が二騎駆け戻ってきて、ミヒャエルの手をそれぞれ引っ掴む。当然、二頭の間にぶら下げられながら、叫んだ。]


  死ぬなよーーー!!!


[敵将に向かってそれはどうなのか、という言葉だったが、素直な本心なのだった。*]

(305) 2019/11/04(Mon) 01:22:45

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