人狼物語−薔薇の下国

184 吸血鬼の共存試験


境界なき者 ステファン

[椅子から転げ落ちそうになる>>285のを見れば、慌ててそのからだを支えるだろう。

戦闘力がない方とはいえ男は人外、彼一人を抱える腕力くらいはあるのだが――…
人外であるがゆえに伸びることないその背丈、体躯の差だけはどうしようもない。狭い空間に倒れこまれては、起こすとなっても一苦労なのだ。]


 僕が何者か、か。


[連れの者に手伝ってもらい肩を貸す姿勢になりながら、彼の問いを復唱し]


 誰にとってのものを聞きたいかによるかな。
 認識が変われば映るものもまた変わるから。
 境界なき者、平凡な気狂い、高位ならざる者、冒涜者、神の依代、――への捧げ物…それから……
 

[まともな呼び名がないのだが、言われている本人は特に気にすることもなく。
真っ当な存在ではない事だけはこれだけでも通じるだろう。]

(305) 2014/05/03(Sat) 23:29:28

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