人狼物語−薔薇の下国

144 クルースニク、襲来!


野茨公 ギィ

[弟が口にした伝言に、ああ、と口を開く。
すっかり失念していた、とその顔に書いてあった。]


 サラもおまえに会いたがるだろうから、
 あとで顔を見せに行くといい。
 紹介するよ。彼女も、彼女の子も実に可愛らしいから。

[我が子が彼女に会うのは初めてのはずだ、と
記憶の頁をたどって確認する。

あのころはまだ、愛しい子は我が手の内になかった。
改めて思い起こせば、胸の奥が温かな熱を帯びるのだった**]

(305) 2014/02/18(Tue) 01:23:42

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