[ やがて黒衣の守護者の声が、再び響く。>>295 ]
抑えながら鎮める準備ですか...あちらも、また無茶を......と、言っても仕方ありませんね。
[ それこそ、彼にしか為せぬことなのだろうとは、理解できる。
相変わらずの気軽さで、先んじて駆け出したダーフィトの背を見やり>>300、男は騎竜の背に戻った。 ]
では、行って参ります。陛下。
[ それは、信じて皆の帰りを待って欲しいという言霊。だからといって何もせず、ただ待つ王ではないだろう。
けれど、皆の帰り着く場所は、きっと貴方の元なのだ、との、思いを込めて、男は微笑み、中空へと羽ばたく。 ]