[優しくあたたかな導き手だったと語ってくれていた兄に、殺されかけた時。ロウは何を想ったのだろう…。“わたし”が兄に殺された時のように、この手で兄を殺した時のように、彼も、慟哭と血混じりの涙を流しただろうか…(>>0:324)]