[頷くことのなかったアルビン>>295に何か言葉をかけるでもなく、ただただ微笑むばかりであった。] そうですよー。 私の方がお姉さんなんですから![からりと笑って、少しだけ切なそうに目を細める。] ――だから、あまり思いつめないでくださいね。[瞳の奥に、何か抱え込んでいるものがあるような気がして。似ている思いを抱いているから、何か感じるものがあるのだろうか。自分が踏み込んでいいのか、少しだけ逡巡したけれど、どうしても放ってはおけなかった。目の離せない、不思議な人。]