…な、に?![何かが頭の中に響いた。>>289しかし、それが何であるか。もやのようなものがかかっていて、答えは見えない。ただズキズキと頭が痛むだけ。そこへ兄が駆け寄ると、片手で頭を押さえながらゆっくりと身を起こす。]何かが、頭に響いて……あっちの方から、すごく…嫌な感じが、する…![青い顔で指をさすのは、セルウィン達が向かった方向。]