[ご馳走様と告げるリゼット>>232の様子を、視界に入れて、恐らくは食べた心地もしなかっただろうと他人事に考える] ん、何か、望むことが出来たのならまた来ると良い。もちろん、お使いで来るのも歓迎するけれど。 [去り行く小さな背中に声を贈る。何気なくかけた言葉が結局のところ、相手が何かを望まなければ何もできない自身の異常性を強調する結果になってしまうのだった。味をほとんど感じずにパイを食べる少女を見て、残念に思うことすらできなかったのだ]