緑の聖殿より現れし亜神は、緑の膚と白き翼持つもの。手に持つは長大な杖ともみえるが、さにあらず。それは喇叭。味方を鼓舞し、敵対するものの心を壊す妙なる音色響かす銀の喇叭。自在に剣へと姿を変える、神の武器。天馬駆る緑鎧の騎士がこれを護り、地を削りながら移動する要塞が前を固める。木々を、植物を自在に動かす妖精の軍が進めばあたかも、森そのものが動きだしたかのよう。