― 天輪湖 ―
[天龍の想いを浄化してもまだ終わりじゃない。
わかっているから、気は抜かなかった。
何をどうすればいいのかは、実はわかっていない。
だが、感覚というか、魂というか……そんな、深い所にそれは刻まれていた。
神獣角を手にした者になす事が叶う、浄化や均しのための術は]
願神獸角。
作為我生命中的一滴水的犧牲。
在這裡匯聚強大的淨化之力……!
[紡がれる言霊に応じ、槍の穂先が淡い翡翠色の光を灯す。
直後に、アルビンの手によってひとつになった『虚無』の欠片が打ち上げられて。>>302]