[目を細め、ゆるりとクロイツの背を撫でる。熱に浮かされたような声で。恐らくクロイツには意味の分からないことを告解する]あの方は古くて偉大な存在。信望者も近習も星の数ほど居る。あの方は「私」を愛してはいない。でも、何かがお気に召してるのは確かです。恐らくそれは「私」の身の上でしょう。