[(>>249)もし相談したいなら、ヨアヒムはオットー頼りにしているから、今朝会ったときに何か打ち明けている筈…。そうだろうか。
自分の知らない一面を隠し持ったヤコブの姿を見て少し不安になっていた。自分にだって大切な彼等に話せない事は山ほどあると言うのに。]
…うん。
[(>>124)今朝も様子の可笑しかったヨアヒム。もしかして元気が無いのはゲルトのせいじゃないのかと思っていた。無理に聞いて良いもんじゃないと分かっていながら、ついついどうかしたかと訊いてしまった。
何かと世話を焼きたいと思うし彼に何かあったら心配し相談に乗ってやりたいと思う癖がついてしまっている。]
僕はヨアヒムの事が大切で…、
彼奴って良く泣いてただろ。もし僕達の知らない所で泣いてたりすんじゃないかって心配で嫌なんだ。
[ヨアヒムが大事だと呟く声はか細い。オットーにしては珍しく素直だった。
ふたりの事を大切にする想いは常にあってもだ。面と向ってその気持ちを口にしたのは初めてに近かった。]