[宙を走る風の衝撃波>>288に対し、くるりと身を翻す。焔の竜巻にぶつかったそれは、自らにも焔を宿しながら弾き飛ばされ遠くの黒騎士へとぶつかった]地獄耳ですねぇ。[拳を振り上げるカヤを見て、クスクスと笑う。そうしてから、チラと見遣るのは先程放たれた風の衝撃波の行く先。竜巻に巻き込まれず弾かれたのは、それだけカヤの力に強度があったことに他ならない。薄らと口端を持ち上げて、視線は再び黒騎士らへ]