人狼物語−薔薇の下国

312 ルー・ガルー戦記 7 〜攘夷/開国篇


共和国大使 カナン

[共和国が武に訴えることの現実味には口を挟まず、自身の保全と便宜を約束されれば、感謝の意を伝えた。
そして、家令のもたらした知らせを確認する。]


 西へ向かっているとなると──王府軍の船団だな。
 長老殿のことだ、港の船はすぐ使えるようになっていると思うが、今からで追いつけるかどうか。
 とりあえず、港へ行ってみよう。

 ああ、その前に。
 貴卿が庇護を買って出た古い民の負傷者が、このオプティモの救護所に収容されている。
 そこで手厚い看護を受けているが、部族の者は心配していよう。伝えてくれると助かる。
 ウェントス族の族長の長子・ルディだ。


[ソマリとルディの仲は知らないまま、再びその絆を結びつけたのだった。**]

(302) 2015/03/18(Wed) 01:35:10

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