― 翡翠ヶ淵 ―[視線の先、渦巻く火炎と風刃が交錯する>>279] すごい、な……。 風の力で、相手の炎までも巻き込むのか。[彼自身の腕までも炎に包まれる様子に眉をひそめるが、護りの力>>291が幾らか熱を軽減するだろうか] これなら、余計なことしなくても……。[炎までも利用するというなら、水の力による介入は不要だ。 そう思って、静観を続けようとして]