人狼物語−薔薇の下国

312 ルー・ガルー戦記 7 〜攘夷/開国篇


盟主 ジェフロイ


 俺さ、いつか外の国で、
 結界を超えてくる技術が出てくると思ってるんだ。

 遠い未来の話じゃない。
 漂着民の話を聞く限り、外の技術はどんどん進歩してる。
 いつかきっと、結界を通り抜けてくる。

[それは学館の中で、ほんのわずかなりとも外の国の技術や歴史を学んだ実感。]

 外の奴らが好き放題来るようになってからじゃ遅いんだ。
 まだ追いつけるうちに国を開いて、
 技術を吸収していかないと間に合わなくなる。

 このまま、結界の中で眠ったままでいたら、
 いつか、ナミュールが無くなる。

 だから俺は、機会があれば動くつもりだ。
 今のままでいいという人たちを、蹴散らすことになっても。

(302) 2015/03/08(Sun) 12:20:52

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby