(決めた)[そう胸中で決意を固めると、ようやくその場を離れ「熊の王が退治された」のだと、事の始終を森の民へと告げてまわる。それは森のおばばを初め、何人もの森の民を驚かせて――そうして森の民とディークらとの交流は、ここから少し進んだのだった*]