貴方の記事を楽しみにしてるわだから――死なないでね。オズさん[自分が告げられる忠告は、きっとこれ位しかできない今は、まだ皆各々デッキや船内にて会話を楽しんでいるのだろう日記帳をぎゅ、と持ちながら彼に微笑む姿は珍しく少しだけ、年相応の儚さを併せ持っていたかそれも波の音とともに元の元気な姿へと塗り替えられる鴎の音が途切れれば、上陸は近い]