[部屋を訪れたヴィンセント>>287を野茨公にしたように招く。彼の動きにあわせるかのようにふわと香るのは――] ――…ッ。[用意された“飲み物”によるもの。サイドテーブルに置かれたそれに途惑うように翆玉が揺れた。] 御足労頂き恐縮です。 感謝します。[ヴィンセントに向かい静かに礼をした。]