―現実世界・酒場―あぁ、成程…。[理解したと小さく頷く。>>288 顔を上げればかち合う視線。 僅かに顔を寄せるとグラスからオレンジの香りがした。 鮮やかな色合いの濃い色は、茜色にも似て。 楠は目を細める。] へぇ。……明日。[炎色からまた顔を上げ、グラスに触れ。]