[シェットラントその人に繋がる水晶の指輪を唇に当て、シェットラント当人の言葉で呪を為す。] ”死後の世界”を生者が論理的妥当性かつ客観性をもって把握することは不可能──[信は真。ゆえに、己の肉体の死を信じるなと。把握不可能ゆえに君は此岸にあり、戻ろうと差し伸べられた手の温もりを信じて握ればいい、と理の力と癒しの願いを注ぎ込んだ。*]