……!?カークさんダメだ!
僕がどうにかするから、早く逃げてくれ!
[気付けば警棒を取り出しながら2人の間に立ち塞がろうと走り出していた
『ダメだ』と叫んだのは反撃が来るかもしれないというのと…殺してはいけないという意味もあった
殺しはしてほしくないし出来れば殺したくもない
自分が2人の元へ駆け寄った時、黒く巨大なオオカミと化したタイガの一撃がカークへと振りかかった後だっただろうか?>>293
その前に間に合ったならそのまま2人の間に肉壁にならんと立ち塞がり、間に合わずカークが一撃を受けたなら追撃が彼に当たらぬ様にと変わらず立ち塞がった事だろう
誰かを守れるなら…彼を守れるならそれで良かった
自分はどうなろうと構わなかったから]