人狼物語−薔薇の下国

407 ルー・ガルー戦記 9 〜ラモーラル辺境戦


独立解放軍盟主 ディーク

[馬の背に跨り、エディの身体を鞍の前に乗せる。
身体はまだこんなにも温かいのに、もう動かないだなんて。

ふと、にいさんと呼んで良いかと言われた日のことを思い出す。>>259
その頃には、エディの両親が亡くなっていることも聞いていた。
親を失ったという同じ境遇が、いくらか心を近づけたのだと思う。

ディー兄、ディー兄と慕ってくれるエディは、
本当の弟のようで、
また家族ができたようで、

あんまりにも嬉しくて、ずいぶん兄さん風を吹かせたような気もするけれど、エディは「憧れなのだ」と実に真っ直ぐな瞳で言ってくれた。>>260]

(301) 2016/02/18(Thu) 22:32:45

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