― 虚無の深淵 ―
[ 聞いてほしい、という声に、>>298騎竜を寄せれば、告げられたのは、実質一撃必殺を狙うという言葉。 ]
叩き壊す重さの一撃...ですか、だとすると、僕等は援護に回るべきですね。
とりあえず、邪魔な触手の刈り取りでも。
[ それなら任せてとばかりに風竜が、ピュルルと啼く。触手への攻撃は、おそらく囮の役も担えるだろうとの目算が、カレルにはあった。 ]
核を砕くなら、アレに飲み込まれる寸前まで踏み込む必要もあるでしょう。それに耐えられるのは...
[ 続けて口にして、ヤコブと同じ相手に視線を向けた。>>299** ]