その力、その精神を余は嘉し欲する。 余はそなたらを魔界に迎え入れよう。[一方的な宣言の後、一拍間が空いた。] だがそなたらがそれを望まぬのであれば、 余はひとつ、賭けをしたい。 そなたらの帰郷の意思が、 余の求め欲する念を打ち破るならば、 余はそれを認め、そなたらを手放すとしよう。