人狼物語−薔薇の下国

383 【SF人狼騒動RP村】 Sleeping Silver  Sheep  〜 猫と兎も 勘定に入れません 〜


二等航海士 ダーフィト

[教養と規律、そして軍配に耐えうる体力を身につけた頃。
言い渡されたのは本格的な軍属としての身分だった。
当時のダーフィトはそれを拒むでもなく受け入れたが
結局は冷徹にも冷酷にもなりきれなかった。

ダーフィトが物へ対する態度と人に接する態度はそう変わらない。
古いものは捨て、新しいものと取り替える。
それは己の理念と反するからと上司と対峙して、幾らか。

衝突した回数が両手の指では足りないほどになった頃。
実質的に左遷という扱いで銀色の楕円体へ配属された。

…そして、今に至る。

ダーフィト自身はシルバーメリー号での生活を
そこそこ気に入っているし、満足もしているが
家族や親族の失望は大きかったらしい。
らしい、というのは人伝に耳にしたことだからだ。
失望の話は又聞きでも、ダーフィト・マクワイアが
実父伝手で実家から勘当されたのは事実だった。]

(300) 2015/10/09(Fri) 22:33:26

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