[昔のままに見えた、あの学校にいた人々は――
カークはあそこを死後の世界《ヴァルハラ》と呼んでいた>>2:+13
彼らにはもう、会うことはできないのだろうか。
きちんと別れを告げられなかったことを、悔やむべきなのに。
カーク先輩のシフォンケーキ食べたかったな、などと考えている自分が不思議だった]
[彼らとも、きっとまた会える。
あの場所で話していたように、「何十年か先」にするつもりだけれど>>3:+33
命ある限り、平和な世界のために少しでも力を尽くして、
再びあの場所を訪れるその時には、胸を張って行けるように]